競馬発展の急先鋒、「カタール」 について!
アラビア半島の一角を占める石油国家の、「カタール」は、
今、世界の競馬開催国の中でも、
最も著しい発展を遂げている国と言って、差し支えありません。
まだ競馬場は、『アルライヤン競馬場』 の1つしかなく、
開催期間は、例年10月から5月まで。
国際基準のランクも、『パート3』 と、
決して競馬先進国というわけではないのですが、
その取組の姿勢に、カタールの、”本気度” がにじみ出ています。
まずは、”ネット戦略” で、
なん、と公式のiOSアプリやAndroidアプリをリリースしています。
さらに、カタール競馬の最新情報を、SMSで配信してくれる機能もアリ。
SMSという辺りが、何とも海外的で面白いです。
そして、もう1つが、”莫大な投資”
ヨーロッパの各競走のスポンサーとなったり、
有力馬を買い付けて、国内の競走馬レベルの引き上げを狙ったり、
競馬発展へ向けて、さまざまな動きを見せています。
凱旋門賞も、2008年以降、カタールがスポンサーとなったおかげで、
賞金額が以前の倍に増額されています。
さらに、2013年にその凱旋門賞を勝利した、『トレヴ』 の馬主が、
カタール王室のジョアン殿下ときたものですから、
世界競馬にカタール旋風が吹き荒れるのも、そう遠くない未来でしょう。
実は日本でも、早ければ来年、
そのカタール旋風が吹くことになるかもしれません。
前述のトレヴの馬主であるジョアン殿下のいとこ、ハファド殿下が、
日本で馬主資格を取得し、早速、セレクトセールにて、
競走馬の買い付けを行ったようなのです。
むむむ、これはますますカタールから目が離せませんね!