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最近のボクシング事情|ウェルター級 〜ブックメーカーを始めよう!〜
※ 出典:https://www.hbo.com/boxing/index.html
近年、全階級の中で、最もエキサイティングな階級だった、
ウェルター級だが、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオの引退によって、
あっという間に、様変わりすることになった。
突出した王者不在の今こそ、日本人選手にとって初となる、
ウェルター級王者誕生に、期待したいところだが、こちらも同様にパッとしない。
無理に階級に合わせて、選手を育成する必要は全くないが、
王者獲得への道は、意外なところに開けているのかもしれない。
かつての様に団体が1つで、その階級のチャンピオンが、
文字通り世界チャンピオンという時代は、すでに終わっている。
嫌な言い方だが、世界王者という肩書きが欲しいだけなら、
4つの団体の内、最も手薄なところを狙うのも1つの手だろう。
そんな中、今最も勢いのあるのは、メイウェザー引退の後を受けて、
王座決定戦で、WBCウェルター級チャンピオンになった、
「ダニー・ガルシア」(アメリカ)だろう。
どちらかと言えばノーマークだった選手で、WBA王者の、
「キース・サーマン」(アメリカ)や、彼に挑戦予定の、
「ショーン・ポーター」(アメリカ)の方が評価が高いが、
ガルシアは自信満々に両者との対戦を望んでいる。
特にポーターは、パッキャオのスパーリングパートナーを、
務めていた実力者で、IBF元王者だ。
ガルシアの自信が、どこからくるものなのかは不明だが、
ビッグマッチを通して、成り上がっていこうとする姿勢は評価できる。
メイウェザー、パッキャオがいなくなった後のスター誕生に、
世界のボクシングファンの、熱い視線が注がれている。
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